車折神社
写真:+-CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

車折神社

くるまざきじんじゃ

約束を守る神徳と、芸能神社の朱の玉垣。

由緒とご神徳

平安時代後期の儒学者・清原頼業公をまつる社。頼業公はその学徳の高さから「その才、神のごとし」と称えられた人物で、約束したことを違えないよう見守る御神徳があるとされ、契約や商談の円滑、金運・良縁の祈願で信仰を集めてきた。社名は、後嵯峨天皇が嵐山へ行幸の折、社前で牛車の轅(ながえ)が折れたことに由来すると伝わる。授与される「祈念神石」を持ち帰って祈願し、願いが成就すれば石をひとつ添えて返納するという参拝の作法が今も続く。境内には天宇受売命をまつる芸能神社が鎮座し、芸名や団体名を記した朱塗りの玉垣が数千枚奉納されるなど、芸能・芸術に携わる人々の崇敬を集めている。境内は桜の名所としても知られ、古くは「桜の宮」と呼ばれたと伝わる。

参拝のポイント

  • 祈願はお守り型・お札型の「祈念神石」で。成就したら石を添えてお礼参りを。
  • 境内社の芸能神社には朱の玉垣がずらりと並び、著名人の名を探す参拝者も多い。
  • 本殿参拝の前に「清めの社」で心身を祓うのが古くからの順路とされる。
むすひ手帖の視点

約束を守り信用を積む御神徳は、五行でいう「金」の気──形にして実らせる力──に通じる。仕事の契約や独立など、実りを固めたい節目の参拝に。

御祭神・所在地

御祭神
清原頼業公(きよはらのよりなりこう)
鎮座地
京都府京都市右京区嵯峨朝日町
アクセス
嵐電(京福電鉄)「車折神社」駅下車すぐ
系統
金運系

※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。

このお社にふれた読みもの