
玉置神社
たまきじんじゃ
呼ばれた人が辿り着く、と語られる奥宮。
由緒とご神徳
熊野三山の奥宮と称される、標高約1,000メートルの玉置山九合目に鎮座する古社。社伝では崇神天皇の御代の創建と伝わり、国之常立神をはじめとする神々をまつる。熊野から吉野へ続く大峯奥駈道の行場のひとつとして修験道とともに栄え、境内には樹齢三千年と伝わる神代杉をはじめ杉の巨樹が立ち並ぶ。山深く公共交通の便も限られることから「呼ばれた人しか辿り着けない」と語られ、近年は「日本最強」とも称される聖地として参拝者が増えているが、本来は深山の静かな祈りの場である。江戸時代の面影を残す社務所と狩野派の絵師による華麗な襖絵は、国の重要文化財に指定されている。杉木立の参道を抜けて辿り着く境内は、山上とは思えない深い静けさに包まれている。
参拝のポイント
- 神代杉・夫婦杉など杉の巨樹群は圧巻。境内をゆっくり巡って仰ぎたい。
- 社務所の襖絵(重要文化財)は杉の一枚戸に描かれた狩野派の花鳥図。
- 山頂近くの摂社・玉石社は、社殿を持たず玉石をまつる古い祭祀の形を残す。
- 山道の運転は慎重に。公式サイトの道路情報を確認し、天候と時間に余裕を持って。
むすひ手帖の視点
山そのものが神域のお社で、運気の大きな切り替わりの節目に参りたい社として名の挙がることが多い。日程と天候に余裕を持ち、静かに祈りを納めたい。
御祭神・所在地
- 御祭神
- 国之常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと)
- 鎮座地
- 奈良県吉野郡十津川村玉置川
- アクセス
- 十津川温泉から車(タクシー)で約20分。公共交通の便は限られる
- 系統
- 元伊勢・神話系
※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。


